ゴルフなんでも相談室Q&A

Q:初めてのコースラウンドを予定していますが、ルールの事があまり理解できません。どうように理解すればいいのでしょうか?

A:ゴルフコースの経験がないとゴルフルールを理解することは難しいでしょう。実際にその場面に遭遇して経験する事とゴルフルールブックを購入、携帯して徐々に身に付けるしかありません。同伴競技者は経験者でしょうから経験者の方に解らない事はその場で聞くことをお勧めします。先ずは最低限のマナーとゴルフルールはどの様にして成り立っているかを理解しましょう。マナーに関しては一般の公共施設のマナーと同じで他の方の事を考慮し、自分本位にならない事です。コースに慣れるまでは愉しみより緊張と自分のボールの行方が気になり視界が狭くなってしまいます。思わぬ事故に繋がりますので同伴競技者とのプレー中の間隔に常に気を配りましょう。プレーが始まったら同伴競技者とは1m以上の間隔を意識し、特に正面と前方には立たない事です。ゴルフルールは、あるがまま、プレーの連続性と1つのボールをホールアウトするまで使うことが原則となって成り立っています。コース外や池などにボールが行ってしまい打てない場合は1打スコアに加えてプレーを再開します。芝生ではない場所にボールが止まっている場合、その場所が人工物(舗装道路、マンホールなど)であればその場所から移動することが出来ます。移動する方法の詳細は省きますが、ボールを拾い上げる時は必ずあった場所の解る所に目印を付けます。そして移動場所は原則として元の位置に出来るだけ近く、人工物を避けることが出来るホール(グリーン)に近づかない所です。ルールブックに詳細は記載されていますが、理解するには時間が掛かると思いますので、解らない事は直ぐに同伴競技者に確認しましょう。又、コース経験が豊富な方はプレー時間に敏感です。初心者だから時間が掛かるわけではありませんので、出来るだけ他の人がどの様にプレーしているのか観察しコツを掴んでください。焦らあず落ち着いて、良い思い出となる様に愉しんでください。

Q:ゴルフレッスンを受講して半年になりますが、担当コーチがアイアン以外の練習はまだ早いと言います。

A: 先ずは指導者とは、先導者になってはいけません。イメージとしては受講者の後ろから、受講者が違う方向に進もうとしている場合に、一旦立ち止まってもらいよく考えるように促します。経験者の立場からアドバイスをしたり、その方向に進みたいのか否かを考えてもらい、判断してもらう。間違っていると感じても受講者の判断を尊重して、見守る必要があります。そして修正しながら同じ方向に進むのが重要と考えます。指導者は自分の考えを押し付けて満足してしまう尊厳欲求によるバイアスに掛かりやすいです。多くの指導者は、自分の事を信用して付いてきてくれれば損はしないのにと考えに陥ってしまいます。

ゴルフは多くの特性の違うクラブを使い、状況によってクラブを選択し、選択の成否をゴルファー自身が責任を負いながら進めていくゲームです。全てのクラブが使えることで喜びが増し、ゲームも面白くなり、スコアアップへと繋げることが出来ます。ゴルフに取り組み始めたのであればゴルフコースでプレイすることが目的ではないでしょうか。スクールでは初心者はアイアンから始めるのが当たり前になっていますが、この考えは間違っています。ゴルフスイング動作とクラブの特性から考えるとフェアウェイウッドから始め、重点的に練習に取り組むべきなのです。そうすれば、ゴルフコースでプレイする時期を早めることも可能となります。

Q:ゴルフを始めて2年ぐらいになるのですがなかなか100が切れません、どうすればいいですか?

A:今までゴルフレッスンの受講経験はなし、練習場での練習頻度は、月に2~4回、コースには月に1回とありますので、一般ゴルファーの平均値と言えるでしょう。過去のスポーツ経験は、手を使ったスポーツは経験がありませんので練習の方法を工夫する必要があるかもしれません。あとはレッスン受講経験がなく、ゴルフ経験者の知り合いにある程度アドバイスを受けているとあります。ゴルフの目的もレジャー志向が強いように感じますので、本気で100切りを目指すのであれば、計画を立てる必要があると思います。まず、一番の早道はスクールに通うことです。毎週通うのが難しいのであれば、短期間に集中して受講しましょう。それには無理のない1年間の計画を立てます。ゴルフは練習でもコースでのプレイでも日本の場合、時期に左右されます。コースを月に1回、練習を週に1回よりある時期に集中することが効果的です。まずコースラウンドは年12回として、月1ではなく、1月から4月まではラウンドしないようにします。理由は冬は寒く、風が強い日が多いのはもちろんですが、ウェアを着込みますので慣れていればいいですが、動作が鈍くなります。2月~3,4月まではコース管理がエアレーション、コース全体の目砂などの作業をしますので、この時期にもコースへ毎週行くようなゴルファーならば問題ありませんが、芝生の元気な状態とはまるで違い非常に難しくなります。以上の理由からこの時期には、スクールに通います。スクールで基礎的なことを学ぶことと、練習場に行くのが遠のくことを防ぐ効果もあります。残りの8か月でゴルフコースが一番よくなる時期は9月中旬から12月中旬ですので、この期間中の1か月間毎週コースに行けるように調整します。5月から8月は月に1回で4回、9月以降の4か月間で8回コースラウンド出来ます。そして何より効果があるのは、コースラウンド後の練習です。出来れば、ラウンドしたコースのレンジで練習するのが最も効果的ですが、出来るだけ時間を空けずに練習しなければ効果はなくなります。後はコースマネージメントを考えます。100以上のスコアならば必ずどこかのホールでスコア10前後があるはずです。そんな時の状況をスコアカードに記入して、10前後になった状況を練習で思い出せるようにします。スコアアップにはいいスコアで回ったホールより極端に悪いホールを少なくすることが大事です。このように1年間のスパンで計画を立て、工夫すれば誰でも100を切ることは不可能ではありません。

Q:ゴルフスクールでは、どんなことを教えていますか?

A:ただ、個人で練習場などでスクールを開校している場合、そうとも限りませんので注意する必要があります。日本プロゴルフ協会やNGF提携のゴルフスクールでは、教材があり、受講者の方が教材を購入して教材に沿ったレッスン内容となります。日本ゴルフ協会が実施しているPGAゴルフデビュープログラムは、初心者ゴルファーを対象としていますが、14回のレッスンの内、7回がアドレスとスイングとなっています。アドレスが毎回入っていることからゴルフ上達にはアドレスが重要と捉えているのが解ります。ただ、このプログラムは特別プログラムで通常のカリキュラムでは、1年~6か月間を通して週に1回、グリップから始まり、アドレス~スイング動作~アプローチ~バンカー&パッティング~ルール&マナー~コース攻略の流れでカリキュラムを組むのが一般的ではないでしょうか。受講者の進捗状況にもよりますが、レッスンを始めて6か月から9か月でコースデビュー出来れば、理想的ではないでしょうか。以上は、初心者ゴルファーのレッスンとなりますが、技術レベルによってレッスン内容は異なるでしょう。どの技術レベルでも同様のカリキュラムしかないスクールは注意が必要です。また、どのレベルのゴルファーにも対応が出来ない指導者も注意が必要でしょう。ゴルフ経験は年数ではありません。ゴルファーのゴルフに対する認識度合いと、目的、目標が明確に示せるかです。指導者と受講者がお互い目指す方向を確認、認識しあい、信頼関係を築くことが出来れば、上達は約束されたといってもいいと思います。習い事の共通点である、予習復習の繰り返しが、上達には欠かせませんが、何を練習すればいいのか、今の技術レベルはどこの位置なのか、今後何を目標に取り組めばいいのかなどを、指し示す指導者であるのかを、見極めることが、スクールと指導者選びには重要でないかと考えます。

Q:ゴルフスクールに通うメリットはなんですか?

A:受講する方の技術レベルにもよりますが、特にこれからゴルフを始められる方は、スクールで基礎を習得することで、遠回りすることを避けられるでしょう。それには条件があります。初心者対象のレッスンカリキュラムが整備されているスクールを選択してください。スクールの大小や口コミでなく、1年間のレッスンカリキュラムがあり、インストラクターが変更しても同じ内容で受講できるか否かを確認しましょう。人気があるだけの判断で選んで、カリキュラムもなくインストラクターの自己判断だけで運営しているスクールの場合、担当インストラクターが変更すればレッスン内容が変わってしまい、それが迷いとなり上達の妨げにつながります。どのスポーツでも言えることかもしれませんが、ゴルフ練習場には、教えたがる人が必ずいます。そのような人から身を守る方法としても、ゴルフ初心者の方は、スクールで1年間、週1回受講すればゴルフコースでプレーするだけの知識と技能は身に付く筈です。

Q:ゴルフのレッスンはどこのスクールでも同じですか?

A:ゴルフスクールを選ぶ基準をどこに設けるか、受講者のスクールに通う目的は何かによって変わるでしょう。PGA公認スクールを始め、多くのスクールでは、独自のカリキュラムを作成して、スクール運営を行っています。

各スクール団体の歴史、実績がカリキュラムに反映されてますので、ゴルフスクールを事業として確立した沿革を見れば、ある程度判断が可能と思います。アメリカのNGF(米国ゴルフ財団)が設立されたのが、1936年。NGF FAR EAST設立は1978年で、ゴルフ指導者養成を目的として、NGF日本ゴルフ財団が設立したのは、1983年になります。一方で日本プロゴルフ協会は、1957年設立で、1985年にインストラクター資格認定制度を発足させています。アメリカのNGFは1970年代から全米各地でインストラクターセミナーを開催し、大学のコーチやインストラクターを養成してきました。そして、膨大なデータを蓄積、解析するのがNGFの役割となっています。教育学博士・体育学博士であるエドウィン・B・コットレル氏監修のもと作成された40Lessonsは、多くのゴルフスクールカリキュラムの手本と言われています。このようにアメリカに比べ、日本におけるゴルフレッスンの歴史は浅く、個人的な見解を基として、指導を行っているスクールが多いと思われます。団体の公認資格取得に座学、技術研修を長きに渡り行い、厳しい認定試験を課しているのは、PGAとNGFだけではないでしょうか。他のゴルフスクール団体でも独自の研修や認定試験はあると思いますが、その内容は充実しているとは言えないでしょう。後は、ゴルフスクールに通う目的が、ゴルフを初めて習う方であれば、カリキュラムの整備されたスクールを選択するべきと思います。6カ月~1年間のカリキュラムがあり、個人ではなく団体でスクール運営を行っている所がベストでしょう。ただ、スクールのカリキュラムは、最長でも基本的には1年間ですので、長期に同じコーチ、同じスクールに通うのはマンネリ化して、技術向上にはならないでしょう。ゴルフ経験者は、アドバイスを受けたいポイントを明確にして、短期的に受講することをお勧めします。指導者は、レッスンする時に必ず主観が介入します。指導者自身のスイング好みであったり、過去の経験、スイングを見る視点は指導者によって変わります。人として合う合わないもありますが、受講してみて違和感を感じれば、指導者を変更するべきです。無理に合わせるのは、お互い疲れますので、その点は割り切りましょう!